麒麟がくる

コラム

今回の大河ドラマは長谷川博己主演の明智光秀を描いた「麒麟がくる」です。
見てる方はいらっしゃいますか?私は初回のスペシャルからしっかり見てました。
太平の世には麒麟がくるという伝説を聞いて、そんな世を見たいと決意する姿が印象的でした。
明智光秀といえば誰もが知っている「本能寺の変で信長を討った武将」ということで、少し悪いイメージを持ってる方も多いと思います。しかし、本当は実直で民に愛されたと言われていて、福知山の方では今でも地元の名武将として語られているようです。

ところで、歴史とは面白いもので、ちゃんとした記録が全部残ってるわけではありません。残っているわずかな手紙や記録から、こうだったに違いない、と事実を推測するので色々な解釈や説が生まれます。それこそ「本能寺で信長は死んでない説」なんかもありますね(笑)
何が本当の正解か、は今の私達には知ることはできませんが、過去に思いを馳せるのはとても興味深く、それが歴史の魅力だと思います。
現代では、日々身の回りを紙に囲まれています(印刷会社の私は特にです)。本や新聞、日記や手帳など、時間や距離を超えて情報を伝えたり共有できるものとして、紙というのは今も昔もなくてはならない存在です。昨今ではデジタルの世界になりつつありますが、やはり私は紙の本が好きですし、業界としても上手く共存出来ればと思います。