宝塚記念

コラム

今回は、私の最近の好きなものについて書いてみます。会社のコラムに書くべき内容から少し離れるかもしれませんがご容赦下さい。

というのも、タイトルから分かるかもしれませんが一年ほど前から競馬にハマっています。そのキッカケとなったのは、スマートフォン向けゲーム「ウマ娘」です。内容は過去の名馬たちを擬人化した”ウマ娘”たちを育成しレースに勝利をしていく、とよくあるシュミレーションゲーム。しかしながら、実際の名馬達の史実を忠実に再現しているそのストーリーのクオリティに驚き、感動し、そこから実際の競走馬に興味が移るまで長くはかからなかったです。

正直、競馬というとマイナスイメージがありましたが、競走馬たちの走る姿やジョッキーのレースに賭ける思い、これらを知った上で見ると、全然イメージが変わって見えました。いつか競走馬の走る姿を実際に自分の目で見てみたい!!そう思っちゃいますよね笑

調べてみると、コロナ禍ということで入場制限があり事前にネットから抽選などで入場券を購入する必要がありました。倍率も高いし時期によって行われるレース場も変わるためずっと諦めていたのですが、運良く今回の阪神競馬場開催の「宝塚記念」のチケットが購入でき、一年越しの夢が叶うことになりました。

本日は共に競馬にハマっている妻も同伴。阪神競馬場は兵庫県の阪急仁川駅おりて目の前なのですが、道中の車内の混雑度は通勤ラッシュ時並みの満員電車さながら。駅についても人だらけ、場内も人、人、人。まるで天神祭の花火やお正月の住吉大社に匹敵するくらい(大阪の人しか分からない例えでスミマセン…)。2022年上半期を締め括るグランプリレース、まさに競馬の祭典。お祭りなんです笑

お昼ご飯も馬券を購入するのも行列で苦労しつつ、人混みの観客席で待っていると、いよいよ15:40分、本日のメインレース「宝塚記念」の発走を告げるファンファーレ、場内からの大きな拍手、そして各馬一斉にスタート!!芝を踏み締める足音と、目の前を一瞬で駆けていく競走馬たち、まさにずっと見てみたかった光景でした。。。

時速60㎞以上で走る馬たちはすぐにコースをぐるっと一周してきます。そして最後の直線、観客からの大きな声援の中、再び目の前を走り抜け、ゴール!!!勝ったのは6番”タイトルホルダー”、会場からの大きな拍手。そして電光掲示板に映るその勇姿とともにパッと表示される”レコード”の文字にさらにどよめきと大きな拍手。すごい、すごすぎる。

ずっとテレビ中継で応援してましたが、実際に目にするのとでは迫力が違いました。ちなみに私も妻も馬券は外れましたが(笑)、初めての観戦に大満足でした。

競馬といえばギャンブル、あまり褒められたものではない。今までそう思っていましたし今でもその側面が大きいのも事実です。ただ、そこにいる人や馬たちを深く知るとそれ以上の魅力が見えてくるし、多くのファンがいるのも頷けます。コロナ禍が落ち着き気軽に観戦出来る日が早く来て、そういった魅力を知る人が増えたら良いなと思いました。長々と書いてしまいましたが、私の初めての競馬場体験記(?)はこのへんで。