アナログとデジタル

コラム

共和印刷のある大阪でも緊急事態宣言が解除となり、これから徐々に日常に戻っていくのでしょうか。心なしか私の通勤電車も人が増えてきたような?。
企業によってテレワークに移行しZOOMでリモートで会議をしたり、テレビでも芸能人がそれぞれの離れた場所からリモートで出演するなど、ハイテクを駆使し柔軟な対応をしていて、やろうと思えばなんでも出来るんだなぁと感じました。
飲食店のテイクアウト販売もかなり目にするようになりましたね。ファストフード店で買ってテイクアウトしたものを家で食べたりするのですが、何か欠けた気分になります。どうも私は店内で雰囲気も込みで味わって食べるのが好きなようで、早く今まで通り外食に出かけられる世の中になって欲しいです。これからは新しい生活様式を、と世間では言われていますが、効率を重視して気持ちが付いていかない部分も出てくるのは、私がアナログ人間だからでしょうか(笑)。

話は逸れるのですが、アナログ人間といえば古いタイプの人間といった意味合いで私は使っていて、それは間違いではないのですが、アナログ=古い、手動の、という意味ではないんですよね。最近知って驚いたのは、「そろばん=デジタル」だということ。気持ち的には全然デジタルっぽくありませんが(笑)。
というのも言葉本来の意味は、
アナログ=連続した量(時計の針や、水銀タイプの体温計など)
デジタル=区切りのある離散した量(デジタル時計、電子体温計)
そろばんはパチパチと珠を弾いて計算しますが、区切りのある数値しか表せないため「デジタル」に分類されるそう。
いままで、デジタルは機械、アナログは手動、というようなニュアンス(これも間違いではありませんが)で考えていたので目から鱗でした。。
言葉というのは奥が深くて、知れば知るほど面白いものです。