封筒印刷 アドヘア加工について

コラム

封筒の封緘時に改めて糊付けの作業が必要としない加工として【アドヘア加工】と【テープスチック加工】があります。

アドヘア加工とは、封筒のふた部分と、ふたを折り返した時に重なる本体部分とに、ゴム糊を帯状に敷く加工のことです。
ふたを折り返して軽く押さえるだけのワンタッチで糊付けができ、封緘作業が非常に効率よくできます。周りを汚したり、余計な糊がついたりする心配もありません。
糊の耐久性は、通常の気温・屋内での保管で、おおむね半年程度です。

【保管上のご注意点】
高温・乾燥・多湿な環境下での保存は糊の耐久性を弱めます。
長期にわたる保管では、糊がパリパリに乾いて接着力がなくなったり、封筒どうしが貼り付き合ったりすることがあります。また、糊が劣化した封筒に再度の糊加工はできません。保管は、常温で直射日光の当たらない屋内で、なるべく半年以内に使い切られるようご考慮ください。

一方、両面テープを取り付けるタイプに、テープスチック加工があります。
こちらは両面テープの保護フィルムを剥がすだけで簡単に接着でき、アドヘア加工よりも耐久性がありますので、約1~2年ほど長期保存が可能です。
お好みにあわせて、お選びいただけます。