人間以外も惹きつける?

コラム

連日猛暑日が続いていますが、気がつけば早いものでもう8月。そんな中わたしは週末に兵庫県の佐用町へヒマワリを見に行ってきました。台風直後にもかかわらず多くの観光客が写真を撮ったり楽しんでいました。
さて、写真を撮っているとミツバチがヒマワリにとまっていました。実は昆虫というのは匂いだけでなく花の色も見分けているんですよね。ただし人間の見えない紫外線の色を(複眼と呼ばれる目で)判別しているので、私達とはまったく別の世界を見ているのです。造花に虫がこないのは匂い以外に、「なんだこの変な色のオブジェは?」と思っているからかもしれません。

印刷というのはCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4成分)によって色を表現するのですが、もし昆虫にしか見えない紫外線の発色を再現できるような機材やインクがあれば、
「紙にプリントした花の絵にチョウやハチが遊びにやって来る」
ような不思議な光景も見れるのでしょうか??

お客様に喜んで頂く製品作りはもちろんですが、タイトルにも書いた、印刷のチカラで人間以外も惹きつける事が出来ればおもしろいな、なんて自由研究じみた想像を書いてみましたが少し長くなりましたので、今回はこのへんで。